【ご注意】
この作品の設定は妖精的日常生活に準じておりますが、本編とは一切関係ありませんのでご了承ください。
何せ『複雑な機械の出す波動を受けると活動レベルが極端に低下』の部分と完全に矛盾している部分があります。
おまけに・・・・・・・・・さらにやっちゃいけないことをしています(アセアセ)
「妖精的日常生活シリーズ」
翼よ、あれが・・・何?・第Y話
翼ちゃん(&杏クン)、これが・・・対抗だね?
作:keyswitch (お顔真っ赤)
*「妖精的日常生活」シリーズは、ジャージレッドさんの同名作品から生まれたシェアワールドです。
*「妖精的日常生活」の公式設定等は http://www.keddy.ne.jp/~jersey-r/fairy_life_top.html
または ジャージレッドさん までお願いいたします。
*「翼よ、あれが・・・何?」の本編は ジャージレッドの秘密基地 にてお読みいただけます。
「ねぇねぇ、杏クン杏ク〜ン♪」
「なんですか・・・って、また翼さんぽややん状態になってないですか?」
「そんな事どうでもいいからぁ、このパソコンの画面を見てよぉ♪」
「えっと・・・なんでしょう・・・・・・・・・って、つ・翼さん、いきなり何を見せるんですぁ!?」
「何って・・・私達、もう(ピー)友達なんだよぉ。だから別にこれぐらいどうってことないじゃないのぉ♪」
「よくないですぅ!。で・・・でも・・・・・・・・・」
「やっぱり杏クンも興味あるんだぁ♪」
「そりゃぁ・・・」
「ねぇ、すごいでしょう♪」
「・・・は・はい・・・すごい・・・です」
「ねぇ・・・私達も・・・しようよぉ♪」
「えっ・えっ・えーっ!!??」
「だめぇ?」
「うーん・・・翼さんがそう言うなら・・・判りましたよぉ」
「わーい、だから杏クンってだーい好き♪
じゃあ、いこっか」
「は・・・はぁ」
そう言って2人は手を繋いで外へと出ていた。
残された場所には・・・杏クンのパソコンが電源を入れたまま置き去りにされていた。
そしてそこには・・・『妖精的弁護士さん 第X話』が表示されていた。
・・・パソコンはちゃんと電源を落としてから帰りましょうね。
・・・つーか、何をする気なの?
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「由紀、もうちょっとしっかり縛った方が良いんじゃないの?」
「そうねぇ、でもこれ以上堅く縛っちゃうと、後が大変よ。
杏クン、本当に大丈夫?」
「だ・・・大丈夫じゃないですぅ・・・身動き1つ取れない状態なんですよぉ。
いつまでこの状態でいなくちゃ・・・んっく・・・だめなんですかぁ?」
「杏クン、もうちょっとの間だよ。苦しいかも知れないけど我慢してね。
で、由紀、この辺りの菱形ゆがんでない?。こういうのって、全体が綺麗な菱形で縛ってないと見栄えが悪くなっちゃうんじゃないの?」
「そうねぇ、ちょっと直すから杏クン、踏ん張ってね」
「あっ・・・だめです。そんなに力を入れないで下さい。
縛った紐を引っぱらないでぇ」
「・・・・・・・・・こんなものかな?」
「・・・・・・・・・こんなものね」
「おわり・・・ました?」
「うん。すっごくきれいに縛れたよ。
杏クン、ご苦労様」
「まったく、何でボクが・・・・・・・・・」
「ゴメンね。でも、それが出来るのって杏クンしかいないから」
「そうそう、翼ちゃんはホバリングが出来ないから」
「だからって、ボクにお肉を持たせて、『そのまま空中停止してて』ってのはないでしょう?。もっと簡単にまな板の上で・・・」
「でも、その方が作りやすかったんだから・・・ボンレスハム・・・」
何を作ってるんですか?・・・3人さん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「由紀先輩」
「なに、なんか用なの、舞」
「あの・・・その・・・」
「なによぉ。顔を真っ赤にして・・・」
「これを読んで下さい!」
そう言って舞が差し出したのは、1通の封筒。しかもご丁寧にハートマークのシールで封印されている
「これを・・・私に?」
「は・・・はい。
昨日一晩寝ないで書き上げました」
「・・・えっと・・・ここで読んでいいのかな?」
「え!・・・あ、はい。由紀先輩が読んでくれるのなら」
由紀は封の口を切って、中の文章が書かれた紙を取り出す。
「じゃあ・・・読ませてもらうわね」
「は・・・はい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「えっと・・・舞」
「は、はい!」
「こことここ、数字が間違ってる」
「えっ、どこですか・・・・・・あ、本当だぁ」
「このまま所長に出すんだから、ちゃんと間違いの無いようにお願いね」
そう言って由紀は・・・報告書の入ったA4サイズの茶封筒を舞に返した。
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自宅にて・・・
「さぁ、次は杏クンの番だよ」
「で・・・でも、プラスチックとはいえ、こんな剣を、あそこに刺すって・・・怖くないですか?」
「最初はすっごくこわかったけど・・・でも慣れるとその怖さが快感になってくるんだよ。
ほら、私のも、今刺さってるでしょう?」
「そう・・・なんですか?
じゃあ・・・・・・・・・挑戦してみます」
そう言うと杏クンは、細いスリットに向けて剣の先を滑り込ませる。
「んっ・・・」
最初の部分は難なく入った物の、途中で何か抵抗があって奥に差し込めなくなってきた。
「翼さん・・・やっぱり・・・だめです。これ以上は・・・・・・・・・入りませんよぉ」
「大丈夫だよ、私が付いてるから。怖がらずに」
「そう・・・ですね・・・・・・・・・じゃあ、がんばってみます」
そう言うと杏クンは剣をさらに奥へと押し込む。
そして、何か抵抗の部分を・・・・・・・・・越えた。
その瞬間!
『びょ〜〜〜ん』
「杏クン、1本目でいきなり飛ばすかなぁ。『黒ひげさん危機一髪ゲーム』」
「良くこんな古いゲーム持ってましたね。翼さん」
えと・・・一番最初は誰がセットしたの?
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「由紀先輩・・・やっと二人きりでプレイできますね」
「でも、翼ちゃんと杏クンもいるわよ」
「あの二人も一緒にプレイするんですから問題無いですよぉ。
まだ真っ白ですか・・・これから黒く塗りつぶされていくんです」
「そうね・・・どっちが黒く塗られていくか楽しみね」
「そうです・・・あたしのテクニックに覚悟してください」
「私だった負けないわよ。じゃあ、私から先にいくわね」
そういうと由紀は、いきなり3本の指を小さな穴へと差し入れた。
「あぁっ・・・・・・・・・そ・・・それは・・・あたしの・・・・・・・・・ですよぉ」
「気にしちゃだめよ。それとも何か問題でも?」
「ありません・・・・・・あたしの・・・・・・使ってください」
「じゃあいくね・・・」
そういうと由紀は、一気に3本の指を穴から引きぬいた。
「あぁっ、いいです」
ゴロゴロゴロゴロ・・・カコーン
「ちぇっ、10番ピンを1本残しちゃったか」
「大丈夫です。次で倒せばスペアですから。あ、出来たらあたしのマイボールは使わないで下さいね」
そう言って舞は、真っ白なスコアシートに『9』と書き込んだ。
ちなみに、妖精さんのプレイできるボーリング場にはコンピューターなどあるはずも無く、全員手書きとなっているのでした。
でも、妖精さん用レーン&ボールって・・・どんなサイズなの?
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翼ちゃんは両足をがんじがらめに縛られて、ヨチヨチ歩きが出来る程度しか身動きが取れなくなっていた。この状態で空を飛ぶ事は、彼女にとっては不可能に近い。もし高いところから落下したら、飛ぶ事も出来ず・・・・・・・・・
「翼ちゃん、止めるなら今のうちだよ」
「そうですよ。ボクの事は気にしないで。今からでも間に合います」
「でも・・・私がしないと、杏クンが・・・」
「そんな事はいいんです。翼さんさえいてくれれば」
でも、翼ちゃんは自らの意志で崖の方へと向かって行く
「止めてください。命がいくつあっても足りません」
「後は任せたよ、杏クン」
そういうと、翼ちゃんは自ら崖の端からジャンプした。何も無い空中へ向かって!
「翼さーーーん」
『びよ〜ん』
「由紀・・・一つ思うんだけど、妖精のバンジージャンプってまったく意味無いんじゃないの?」
「・・・私もそう思った」
思ったのならしないように。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
とあるオモチャやさんの店先を通りかかった例の2人。
「あ、翼さん、翼さんのフィギュアが売ってますよ。ほら」
「なんか・・・はずかしいね」
翼ちゃんは、顔を真っ赤にしながら、身をよじらせて恥ずかしがっている。
「でも飛ぶように売れてるみたいじゃないですか・・・あ、ほら、あの人も買っていくし」
「私ってそんなに人気あったっけ?」
両手を顔に当てて、直視しないようにしている。だが、指の隙間からこそっと見ようとしているのは・・・いつの間にか身に付いた女性らしさというか・・・
「もっと自信を持ってくださいよ。あ、ほら、今度は大人の人も買って行ってますよ・・・」
「もう恥ずかしくてみてられないよぉ。いこう杏クン」
もうこれ以上見ていられないといった感じで杏クンの手を引っ張る翼ちゃん。
「えぇー、ボクも1体欲しかったのにぃ」
「さぁいくよ」
そういって、翼ちゃんに手を引かれながら杏クンはオモチャ屋を後にする。
そこには、こんな風に書かれていた。
『あの伝説のガ○ガ○ガー超合金人形・大量入荷』
おふたりさん・・・視力は大丈夫?。一度医師に相談した方が・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「翼さん・・・ほんとにいいんですよね」
「・・・・・・・・・」
「なんとかいってくださいよ」
「・・・・・・・・・」
翼ちゃんは目をつむったまま全くの無反応。
「解りました。やってみます」
そういうと杏クンは顔を真っ赤にしながらも、自らの唇を翼ちゃんの唇へと合わせる。
無反応を決めこんでいる翼ちゃんも実は頬を赤く染めている。
長い間唇を重ねた後、杏クンは唇を放す。
そして今度は・・・翼ちゃんの胸を自分の手でゆっくりと押し出す。
ゆっくりとゆっくりと・・・それは丁寧に杏クンは翼ちゃんの胸を押す・・・
「ストップ・だめだめ杏クン、もっと強く押さなきゃ」
「だって、これ以上強く押したら翼ちゃん壊れちゃいますよぉ」
「でも、これをしないと、研修が終わらないんだから」
「あの・・・一つ聞いていいですか?」
「なに?」
「ボク達にも有効なんでしょうかねぇ。おぼれた時の救難蘇生術」
さて・・・どうなんでしょう?
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「翼ちゃん!、杏クン!」
「なに、どうしたの、由紀」
「どうしたんですか、由紀さん」
「どうしたもこうしたもないわよ。これは一体何!?」
そう言って由紀が指差した先には・・・さっき電源を入れっぱなしにして放っておいた杏クンのパソコンが。
そしてその画面には、翼と杏にとっては、絶対に他人には見られてはいけないデータが表示されていた。
『!?・・・そ・それは・・・』
「別に、個人情報をどうこう言う気はないんだけど・・・これの説明くらいはしてくれてもいいんじゃないの?」
2人とも、顔を真っ赤にしてうなだれている。もっとも、由紀もある意味が真っ赤だが。
(杏クンが悪いんだよ。ほったらかしにするから)
(そんな事言っても・・・さっき翼さんが問答無用で引っぱっていったんじゃないですか)
「2人でこそこそ話してないで、ちゃんと説明してちょうだい!」
『・・・はい・・・』
「・・・そういう・・・ことなの・・・
だからあんなに無駄遣いが多かったのね」
『ごめんなさい』
「まぁ・・・いいわ。
でも、これからは注意するようにしてね」
『はぁい』
由紀はため息をつく。翼と杏は恥ずかしくて顔も上げられない。
「それにしても・・・・・・・・・」
由紀はパソコンの画面に目を向ける。そこには・・・杏クンの・・・・・・・・・
お手製の出納帳が表示されていた。そしてその欄のほとんどに『お菓子』と記載されていた。
「おやつに月ン万円かぁ。これだけの量を2人で食べても、ぜんぜんスタイルが変わらないって言うのも・・・羨ましいというかなんというか」
本当に心の底から羨ましいと思う由紀だった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「翼さん、本当にこんなのでいいんですか?」
「・・・・・・・・・読者様に、そのまま見捨てられそうな気がしてきた」
「あ、ぽややん状態は治ったみたいですね」
「これだけ情けないと・・・いやでも治ると思うよ。でもやっぱりこのお話・・・腐海の底に沈めるのが一番かもね?」
「まぁ、某電波妖精さんみたいに『うにょ〜ん』してみるのもいいかもです」
「でも、私の場合、それ跳ね返しちゃうんだけど」
「確かに・・・・・・・・・それも問題ですね?」
「しかし・・・こんな事で対抗するなよ、作者も・・・・・・・・・」
電波妖精さまに対抗できるはずもないんですけど(^^;;;
やっぱしだれました。 続きなんて絶対にないです。はい。
2002.04.23 keyswitch
いただきモノであります。実はすこし前にいただいていたのですが、作者さまの意向で塩漬けとなっていました(上記の日付が受信日であります)。
まあ、この度、晴れて掲載のGOサインが出されましたので、ここにアップした次第であります。
読んでお分かりの通り、ノインさんの例の話と同趣向のお話であります。まあしかし、よくぞネタを考えつくもんだと思いますね。いざという時のために(どんな時だ?)紛らわしい話のネタでもためておこうかなと思ったりして(爆)。
2002.05.10 mk8426