振袖!
アラカルト2
作:kagerou6
やってきましたね
皆様ありがとうございますm(_ _)m
では、余りお待たせしてもなんですので
それでは続きをどうぞ!
カラ・カラ〜ン・・・
ドアに付けた鈴が鳴り、一人の女の子が入ってきた。
「いらっしゃ・・いま・・せ・・」
「さむ〜」そう言って席に座り、少し震えているようだった。
・・・この娘、なにも羽織らないで寒そう・・・
あたしはその娘が、オーダーする前にココアを置いていた。
「あ・・・あの・・・」そう言ってその娘はあたしを見上げてきた。
・・・う〜ん、可愛い声!”ぼく”の好み・・・
「あ・・あの?」
・・・う〜ん、いい声!・・・じ〜んと来ている”ぼく”だった。
「どうしたの・・・そんな格好で?」あたしはその娘の前に座って話掛けた。
一瞬驚いた顔をして、すぐに笑顔を見せてくれる。
・・・やっぱ・・・可愛い・・・そう”ぼく”は感じていた。
あたし・・・真美・・・ホントは真(まこと)っていう男のこなんだけど・・・
姉に騙され、毎日セクハラの嵐(笑)に会い・・・涙の毎日だったけど・・・
「・・・たまにゃ・・こんな事でもないと♪・・・」
と、今は大声で叫びたい気分だった!
彼女は小さな肩を震わせ、両手でカップを持って飲んでいる。
・・・可愛い・・・つい見惚れている、あたし。
「ちょっと家にはいたくなくて」そう彼女は言った。
「でも・・・こんなに遅くに」
「いいの・・・とにかく今日はいたくないの!彼女はそう言って震えていた。
「真美・・・」姉はそう言ってあたしの事を呼んでいる。
「姉さん・・・なに?」
「あの・・・朝美から電話・・・」
「今日はパス!」そう言い元に戻るあたし。
「いいんですか?・・・ここに座っていて・・・」
「いいの・・・もうお店閉める時間だから・・・」
「でも・・・普通は今日・・・」
「ウチはね・・・自由だからいいのよ、お嬢さん」そう言い姉も彼女の隣に座った。
「姉さん・・・いくらなんでも・・・」あたしは前に座られた事が悔しくて?つい言っていた。
「あれ・・・真美ったら・・・」そう言い笑う姉。
こんな時の姉はとても恐い・・・なにをしでかすか判らないからだ。
過去にも多くのお客がその毒牙(笑)の餌食になった。
つい先日も常連客が口を滑らせ、真っ黒になったトーストを食べる事になったんだ・・・もちろん正規料金で・・・
「あまり・・・この娘の事、気にしてると朝美が来るわよ!」真剣な顔で言う姉。
「ちょっと・・・姉さん」
「あの・・・朝美さんて?」首を傾げそう聞いてくる彼女。
「なななな・・・なんでもないの・・・」
「この子の恋人なの♪」そう姉はいった。
「ちょっと・・・姉さん」あたしは慌てて否定した。
「あの・・・ホントなんですか?」
「・・・え・・・」
「あの・・・恋人のこと」そう言うと俯いている彼女。
・・・あ・あれ・・この娘・・・あたしがじっと見つめていると、少し顔を赤くしている。
「真美・・・ちゃんと朝美は女って言わないと・・・」姉は笑いながら彼女に話しかけていた。
「真美さんて・・・あの・・・もしかして・・・」少し上目使いにあたしの事を見つめている彼女。
「あ・ああ・・あたた・・し・・・」そんな目で見られて焦ってしまった。
「あ・・あた・・たし・・はふつ・・普通よ・・・」
「普通って?」そう言い、じっと見つめている。
「あた・・しは・・その・・普通に・・・」
「普通に?」
「・・お・・おと・・男の・・人が・・・すきなの・・よ・・・」
「真美・・・そうなの?」姉は笑って言ってきた・・・
「や・・やだな・・姉さんは・・・」あたしは冷や汗がどろどろ出てくるのを感じながら、姉に弁解?していた。
「あたしは・・・お・・女・・より・・・おと・・男のひと・・が・・・」
「良かった♪」彼女はそう言ってココアを飲み干した。
「今度遊びに来ていいですか?」彼女はそう言って微笑んでいた。
「いいわよ・・でも・・」姉はあたしが言う前にそう彼女に答えている。
「なんでしょうか?」
「もう、お店終わりだから・・・皆で初詣に行かない?」
「ホントですか!」彼女はそう言って立ちあがった!
・・あ・・この娘、けっこう大きい・・・
「あ・・・でも・・・”ぼく”・・」
「・・・”ぼく”?・・」姉は笑って言い返している。
「あ・・その・・・」彼女は恥かしそうにしながらまた座った。
「おかしいですよね・・・”ぼく”なんて・・・」
「・・・そんな事ないよ・・・」
「兄弟・・・男ばかりだったから・・・その・・直らなくて・・」恥かしそうに呟いている彼女。
「いいのよ・・・気にしなくても♪」あたしと姉はそう彼女に言った。
「ちょっと・・・姉さん・・・」”ぼく”はそう姉に小声で話掛けた。
「なに?」
「今だけ男に戻ってもいいかな?」
「あんた・・・やっぱりあの娘の事・・・」姉にずばり当てられ、なにも言えなかった”ぼく”
「今”真”に戻ると”真美”はどう説明するのよ?」
「だから・・彼と遊びに行ったとかなんとか・・・」
「あんた・・・さっきのあの娘の言葉、聞いてなかったの?」
「あの娘は”真美”に・・・気があるようなのよ・・・」
「でも・・・彼女は・・・あたしは”男が好き”って言ったら喜んでいたじゃない・・・おかしくないかな?それって・・・」
「そこが・・気には・・なるけどさ・・・」姉も歯切れが悪い。
「あ・・・あの・・・」彼女はそう言って話掛けてきた。
「ぼく・・・着替えに一旦・・・」
「あ・・あたしの振袖・・・貸してあげるから・・・」そう言ったあたし。
「え・・・でも・・・真美さんは・・・それじゃあ・・・」
「あ・・あたしの事は気にしないで・・・」
「でも・・・ぼく」そう言いじっと”ぼく”を見つめる。
「なに?」・・・チクショウ・・・彼女の振袖は絶対見逃せないぜ!・・・そう思っている”ぼく”
「・・・真美さんの・・振袖が・・・ぼくは・・・」そう言い顔を赤らめている。
「そんな・・・貴方の方が似合うから・・・」
「いえ・・・”ぼく”なんかより・・・真美さんの方が・・・」なんだか言い合いになっていた。
「いいわ・・・私の振袖を貸してあげるから・・・いいわね!」
姉がいきなりそう言って、あたし達を奥の部屋に引っ張っていった。
おおっと!
ここまでがmkさんち用です!
でも、和美ちゃんは何を考えているのか知りたい方に・・・少しだけ・・・
「あ・・・あの・・・」目の前に置かれたココアを見て、ぼくは口にしていた。
ウエイトレスのお姉さんはぼくの声を聞いて驚いているようだ。
暫くすると、この人のお姉さんも来てぼくの隣に座った。
そして二人ともぼくの言うことを聞いていてくれた。
「真美・・・あの・・・朝美から電話」
・・・そうか、この人は真美さんて・・・でも、朝美さんて?・・・ぼくは凄く気になって、聞いてしまった!
「あ・ああ・・あたた・・し・・・」かなり驚いている!
そのうえ・・・何でだか、彼女の言葉にお姉さんが笑っている。
「や・・やだな・・姉さんは・・・」
・・・なんでこんなに慌てているのだろう?・・・ぼくには判らなかった。
「あたしは・・・お・・女・・より・・・おと・・男のひと・・が・・・」顔を赤くしてまで言い訳している。
・・・なんだかこの人年上だけど・・・可愛い!感じ♪・・・
つい、じっと見てそう思っていた。
ぼくはここが気に入ったので、遊びに来ていいか聞いてみたら、”一緒に初詣に行かない?”と誘われた。
「ホントですか?」嬉しさの余り立ちあがると、真美さんがじっと見つめていた。
・・やば・・・そう思い、”話題を変える”なにかないか考えているとふとスカートが目に入った。
「あ・・・でも・・ぼく・・」・・この格好じゃあ・・・そう言いかけて口が止まった!
”ぼく”・・しまった〜・・・言った言葉に動けなくなってしまった。
しかし、二人は笑ってぼくに振袖を着させようとしている!
・・・なんとか、逃げなきゃばれちゃう・・・だが、ぼくの腕はお姉さんに掴まれていた・・・
さて・・・和美ちゃんは真美ちゃんをこう思っていたわけですよね♪
お互いに気があるなんて・・・相思相愛!・・・の、はずなんだけど・・・
しか〜し・・・私が書いてるから・・・どうなるかな(笑)
第3話・・・最終回は猫野さんとこで!
ここのリンクから飛べますよ!・・・では、猫野さんちでまたお会いしましょう(^0^)/